Publish On: Sep 26 2017
2日目の8月31日。ネパール初日の朝、小鳥の声とご近所のおしゃべりの声と共に目が覚めました。
どうやら私の屋根裏部屋には、小鳥とネズミとヤモリが一緒に住んでいるようです。
ネパールでは毎朝ピーコックゲストハウスのカフェで、マサラティーとフルーツと「ジュージューダウ」という、とびきりおいしいヨーグルトをいただきます。
朝食つきなので、本来ならさらにトースト、マフィン、卵料理がつくのですが、日本でも朝はミルクティーだけなので、ヨーグルトとフルーツがあればもうおなかいっぱいなのです。
または早起きのネパールの友人たちとお散歩しながら、外に大きなお鍋を置いてドーナツや揚げ菓子セルロティなんかを作っているお店でチヤ(ミルクティー)とドーナツをいただくこともあります。
なんと、みんな5時には起きてお散歩したりミルクティーとドーナツなんかを食べて、さらに朝食を食べ(朝のドーナツは何ごはんなんだろう…。)仕事や学校に行きます。
ネパールでミルクティーや紅茶、コーヒーなんかを注文するときに
「お砂糖入れないで。」と言わないとあらかじめたっぷりお砂糖が入ってきます。
そして、さらにシュガーポットが添えられるか、お砂糖の袋が二つついてきたりもします。
以前ミルクコーヒーを頼むときにうっかり「お砂糖入れないで」と言い忘れ、一口飲むとしっかり甘いミルクコーヒー。そこへ店員さんが片手にお砂糖ポットを持って、
「すみません!お砂糖忘れていました!」
もちろん、全力で断りました。
さてこの日は、まずメチャくん絵本の翻訳をしてくれているクリシュナさんに会うことに。
そして色々な話と打ち合わせをして、彼の自宅でもある「絵本deえがおネパールオフィス」へ行きました。
ちょうど看板が出来上がってきたところでした。
「絵本deえがお」はネパール語に訳しにくいので、
“Match for Your Smile” NEPAL になりました。
玄関の前のクリシュナさん。
5月の終わりにクリシュナさんご夫婦に赤ちゃんが生まれました♪
クリシュナさん、ウルちゃん、赤ちゃん、クリシュナさんのお母さん。みんなでベッドの上で☆
ネパールでは赤ちゃんにおっぱいをあげるとき、どこでも誰がいてもみんな普通の感じであげています。ママもパパも赤ちゃんも近くにいる人たちも誰も気にしません。
赤ちゃんのオムツが大きなカラフルな布なんです。
オムツを替えるのもママだけじゃなくて側にいる人が誰でもささっと替えます。
クリシュナさんの姪♪
こちらのアパートは外観の柱が木を模してあって、そこにトカゲが登っているように彫り物がくっついているのが面白い!
さて、クリシュナさんのお家でお茶をよばれ、ひとしきりおしゃべりした後、メチャくんの絵本が出版されている”Educational Publishing House” が持つ本屋さんへ行きました。場所はカトマンズです。
じゃじゃん!入り口入ってすぐの平台の上に並んでいました♪
出版社Educational Publishing Houseのマネージャーさんと。
次のメチャくん絵本「ピクニック」も出版しようということで軽く打ち合わせをして、その後ネパール滞在日記Vol.01に登場した友人チャンドラのお家に行きました。
ネパールに行くとお家に呼んでくれることがとても多いです。そしてお家で、ダルバードというネパールの一般的な食事をご馳走になるのです。
ダルバードというのは、大きめのプレートに、ごはん、おかず、豆のスープ、などが盛られていてそれらを全部混ぜて食べます。みんなは手で上手に食べるのですが、私はボロボロこぼして食べられないのでスプーンを使います。
そして、毎日毎食ダルバードなのです。ネパールの人たちにこよなく愛されているダルバード。幸せものです。
チャンドラの姪のとてもシャイなプラミタちゃんと。
スケッチブック全部にメチャくんたちの絵を描いて待ってくれていました。じーん。
プラミタちゃんの妹。メチャくんTシャツを着ています♪
そしてプラミタちゃんのおばあちゃんと♪ とてもキュートな方でした。
こうしてワイワイ楽しい1日を過ごしてゲストハウスに戻りました。
夜9時が門限なのでそれまでオーナーがカフェで待ってくれています。そして、
「今日はどんな日だった?」と聞いてくれるので一日の出来事を話してからお部屋に戻ります。
この言葉はいつも私をあたたかいうれしい気持ちにしてくれます。
そして今度は眠る前に自分で自分に聞くのです。
「今日はどんな幸せをみつけた?」
明日9月1日は突然訪問することになった「Youme スクール」のカトマンズオフィスへメチャくん絵本を持って行きます♪
つづく。